モラルBOX日記

【田原市立亀山小】著作権についての学習

公開日
2012/09/18
更新日
2012/09/18

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 修学旅行のまとめとして、6年生の総合の授業で、コンピュータを使って一人一人が新聞を作った。子どもたちは、自分が撮ってきた写真をたくさんの中から選んで載せたり、文章を考えたりしていたが、作業に行き詰まると、気軽にインターネット上の写真や文章をコピーして載せようとする姿勢が見られた。そこで、「事例で学ぶNetモラル」を活用して、著作権の指導を行った。
 インターネット上の写真や文章の利用については、個人での利用や研究等で引用するなどの利用は例外的に著者の許諾なしに利用できる場合がある。しかし、小学生にとって、それを区別することは難しい面もあるので、今回は、人が作ったものを使うときには、目的や用途を告げて、本人の許可を得なければいけないことを指導し、人が作ったものや自分が作ったものを大切に扱おうとする気持ちを育てることを目標とした。
 授業後、子どもたちは、「ぼくも、自分が作ったものを知らない人に黙って使われるのはいい気がしない。」「今まで、キャラクターの絵をコピーして使ったことがあるけど、それもいけないのかなあと思った。」という感想が聞かれ、今までの自分の行動を振り返ることができた。

  • 1095080.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10514322?tm=20240815153205