【幸田町立荻谷小】豊かな心を育む異学年交流をめざして
- 公開日
- 2012/10/01
- 更新日
- 2012/10/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
荻谷小学校では、学級・学年を越えて友達の輪を広げたり、勤労体験をしたりする異学年交流「みどりのチーム」を通して、子どもたちの豊かな心を育んでいます。
「みどりのチーム」は全校縦割り班で、赤・白各6班、各班をA〜Fに分けた72チームからなり、すべての6年生が班長か副班長になっています。春の遠足や全校レクリエーション、掃除の時間の芝生の手入れ、サツマイモ栽培活動など、異学年の子どもたち同士が関われる場を設定することで、自分から気づき、思いやりのある行動につなげることができる豊かな心が育つであろうと考えています。
今年度の春の遠足は、「いっしょにコースを歩いたり全校レクをしたりすることにより、みどりのチームの親睦を深める」を目的にして行いました。次は、1年生と6年生の子の感想です。
〔1年生の子の感想〕
こうえんでおべんとうをたべたよ。ぼくは、おにいちゃんのちかくにすわってたべたよ。おちゃをこぼしちゃったけど、おにいちゃんがやさしくたすけてくれて、うれしかったよ。
〔6年生の子の感想〕
ぼくは今年、最高学年の6年生になりました。そして、班長として春の遠足を成功させたいと思いました。一年間で、6年生がリードする行事はたくさんあります。春の遠足は、そのなかのスタートなので、しっかりやりたいと思いました。
行きは、交通安全に気をつけて歩き、低学年の手本となる行動をしました。6年生が考えたレクでは、みんなで楽しく遊べました。また、お弁当を食べるときは、1年生から6年生まで仲良く食べることができ、みどりのチームのきずなが深まったと思います。最後のおんぶリレーでは、全員で協力して盛り上がりました。
この遠足でがんばったことを生かして、これからも全校をしっかりとリードしていきたいです。
春の遠足では、6年生の子に限らず、上の学年の子たちが下の学年の子たちのことを気遣い、やさしく声をかけている場面をたくさん見ることができました。これまでの異学年交流の積み重ねの一つの成果だと思います。今後も、こうした取り組みを推進していきたいと考えています。