【長久手市立長久手小】あったかい こころ(道徳授業)
- 公開日
- 2012/11/02
- 更新日
- 2012/11/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では平成16年より全学年で「こころの学習」計画を立て、保健指導と組み合わせて総合単元的に取り組んでいる。「あったかいこころ」、「いやしくん、なごみちゃんのあったかいこころみつけた」、「いやしくん、なごみちゃんのうれしい話の聞き方」、そして、「いやしくん、なごみちゃんのきもちをうまくつたえよう」の単元名で1年生から6年生までそれぞれ4つの指導案を用意して、各学年で取り組んでいます。ここでは、2年生の授業実践を報告します。
<目標>
普段の言葉を「ふわふわことばとちくちくことば」に分けてふりわけることにより、言葉が引き起こす感情に気づき、あたたかい言葉をすすんでつかおうとする気持ちをもつことができる。
紙芝居をつくって発表させながらすすめました。
↓○「ちくちく言葉」を言ったあとの感想。
・すごく嫌な気持ち。
・途中で言いたくなくなった。
・いらいらした。
・悲しい気持ちになった。
・黒板の言葉を消したい。
↓○「ふわふわ言葉」を言ったあとの感想。
・やさしい気持ち。
・うれしくなった。
・やる気になった。
・笑顔になった。
↓ 両方の言葉がでた後、板書「ちくちく言葉」を消した。
↓ 次に「ふわふわ言葉は残そう」ということで、一人一人付箋に書いて掲示した。
振り返りカードには「ちくちくことばはイライラしたしてかなしかったです。でも、ふわふわことばはおちついていてうれしい気もちになりました。ちくちくことばはつかいたくありません。」
↓ お家の方からのメッセージには「ことばは大切だと思います。いつも家族の中でも ちくちくことばを使ったりすることがないのでいいことだなと思っています。」という返事を子どもに書いてもらえました。
↓ こうした実践を通して、思いやりや感謝の気持ちをもたせるような児童を全校あげ て育てていきたいと思います。