【豊橋市立大村小】「みのりファーム」で農園活動
- 公開日
- 2012/12/03
- 更新日
- 2012/12/03
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,土に親しみ作物を育てるおもしろさ,収穫や食することの喜びを体験することを目的として農園活動を行っています。
学校栽培園の他に学校裏の田畑を借りて「みのりファーム」と名付け,ここでも作物の栽培をしています。
「みのりファーム」では「各学年ごとの農園活動」「なかよし班でのサツマイモ栽培」「5年生のもち米栽培」を行っています。毎年,各学年や「なかよし班」という縦割り班で,苗の植え付けから草取り・収穫をしてきているので,どの子も収穫を楽しみにしています。収穫した作物は,各家庭に持ち帰ったり,学校で調理して食べたりします。
農園活動は,年間計画に位置づけられており,地域やPTAの協力により耕された畑に,6月になかよし班(縦割り班)活動の一環としてサツマイモの苗を植えます。夏休み前後の草取りを経て,10月末になかよし班でいもほりを行います。収穫したサツマイモは,6年生が家庭科の時間を利用して鬼まんじゅうを作り,全校に食べさせてくれます。 田植えから稲刈りまで体験する5年生の栽培したもち米は,保護者の応援のもと,餅つき会をし,ついた餅は全校にふるまわれます。授業参観に来校した保護者にも食べていただき好評を得ています。余ったもち米は,保護者に安く販売したりもします。
自分たちが育てたサツマイモや野菜の味はまた格別のようです。また、上級生が一生懸命調理してくれた鬼まんじゅうやきなこもちは,下級生にとって単なる食べ物以上のものを伝えてくれているようです。
「みのりファーム」を中心とする農園活動を通して全校児童の交流がより深まり,なかよし班の1年間で学年をこえた絆が生まれています。