モラルBOX日記

【豊田市立竜神中】命の大切さを学ぶ 〜乳児とのふれあい体験を通して〜

公開日
2012/12/18
更新日
2012/12/18

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、豊田市役所子ども家庭課の協力のもと、3年生を対象として、平成19年度より「乳児とのふれあい体験」を実施している。生徒たちと赤ちゃんが1対1でふれあうことのできる貴重な体験の場となっている。
 「乳児とのふれあい体験」を実施するにあたって、生徒たちは、自分が生まれたときの様子を保護者にインタビューしたり、赤ちゃんの成長する過程や1日の生活のリズムなど、関心のあるテーマを各自で設定して調べたりして、準備を進めた。また、「命のバトン」と題して、一つの命が誕生するまでに、どれだけの命が必要であるかを考える授業を行い、命の大切さを見つめ直す機会をもった。
 体験当日、最初は緊張していた生徒たちも、次第に抱っこやおんぶをしたり、おもちゃで一緒に遊んだりすることができた。また、子育て中の父母から、子育ての大変さや喜びなどについて、直接話を聞くことができた。そして、会場全体が笑顔で包まれる温かい雰囲気の中で、「乳児とのふれあい体験」を終えることができた。
 体験後の生徒の感想には、「赤ちゃんのあくびをして寝たり、おなかがすいて指をしゃぶったりする行動に、赤ちゃんも僕たちも同じように生きているんだと思いました。僕も、将来赤ちゃんができたら、精一杯の愛情を注いであげたいです」などと書かれており、体験を通して、命の大切さを実感するよい機会となった。