【豊田市立飯野小】「飯野大好き!」地域の人に学ぶ会
- 公開日
- 2012/12/19
- 更新日
- 2012/12/19
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
飯野小学校は,猿投山の東側にある全校児童592名の学校です。飯野小学校では「地域に学ぶ会」という名称で,毎年,地域の人から話を聞いたり,伝統芸能を習ったりして地域の方々とのふれ合いを大切にしています。
5年ほど前までは地域の人とのふれ合いを深めるために全校で餅つきをしていました。それが3年ほど前から学年ごとにテーマを決め,地域講師を招いて飯野地区のよさを学ぶ会となっています。今年は,12月8日(土)に次のような内容で「地域の人に学ぶ会」を行いました。
1年 「むかし遊びをしよう」
2年 「飯野のすてき見つけたよ」
3年 「オカリナをふこう」
4年 「棒の手の体験」
5年 「歌舞伎の体験」
6年 「飯野八兵衛の話を聞こう」
当日の1時間目は,全校で,迫地区に伝わる「棒の手」の演技を見ました。「棒の手」は,保存会の人に習っている児童もいて,その子たちの演技に全校児童から歓声が上がり温かい拍手が送られました。
1年生の「むかし遊びをしよう」は,保護者の祖父母や地域にみえるあやとりやお手玉,こま回しの上手な方に教えていただきました。2年生の「飯野のすてきを見つけた」は,町探検でお世話になった方を招いて,見つけたことの発表会をしました。3年生の「オカリナをふこう」は,愛知万博で発表した藤岡の楽器「オカリナ」の吹き方を習いました。4年生は,保存会の方から「棒の手」を習い,5年生は,「村歌舞伎」を習いました。6年生は,学校の近くにあるお寺に出向き,住職さんから,江戸時代後期に起きた「飯野八兵衛一揆」についてお話を聞きました。
この日は,半日,地域のすばらしさにふれ,地域の良さを見直す日となりました。これからもまだまだ埋もれている飯野のよさを掘り起こし,子どもたちに感動をもって伝えられるよう,「飯野大好き!」と思える子が一人でも増えるよう努力していきたいと思います。