モラルBOX日記

【愛西市立八輪小】豊かな心を育む縦割り斑活動

公開日
2012/12/20
更新日
2012/12/20

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校の教育目標は「知・徳・体の調和のとれた人間形成をめざして、自ら考え、主体的に取り組み、将来にわたって心豊かにたくましく生きる児童の育成をはかる。」です。この教育目標のもとに「花いっぱい、笑顔いっぱい、汗いっぱい、そして楽しく学びあえる八輪小学校」実現の一環として、縦割り斑活動を行っています。もとより児童数が少ないので、休み時間には自然と学年が異なっている者同士でサッカーをしたり、バスケットボールをしたりして遊んでいます。
 縦割り斑活動では、季節に応じた遊びや春と秋の縦割り花壇つくり、運動会の縦割り斑対抗競技、冬の大縄跳び大会などを行っています。11月には、来春に向けて縦割り花壇に苗や球根を植えました。縦割り班のリーダー達によって、春に咲く花の紹介ポスターが作成され、児童はそれを見て、育てたい花を決めます。そして、各縦割り班では話し合いをして育てる花を決定します。花壇の準備は園芸委員会の児童や職員が行い、上級生が花の苗や球根の植え方などを下級生に説明をしてから、みんなで植えます。本校の児童は縦割り班活動以外にフラワーブラボーコンテストや一人一鉢活動の取組で栽培への意欲が高まっています。また、校地内には学習用の学年花壇や畑が十分にあるので、栽培の結果を存分に調べたり、楽しんだり、味わったりすることができます。
 その結果、どの学年の児童も植物への愛着が深く、水やりや草取りなどの仕事を進んで行うことができます。そして、縦割り斑で行う諸活動はそれぞれの学年の児童が礼儀と優しさを育む原動力になっています。