【小牧市立小牧小】いじめをしないと誓った「人権教室」
- 公開日
- 2012/12/27
- 更新日
- 2012/12/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
人権週間である12月7日(金)に、小牧市の人権擁護委員会のお骨折りで「人権教室」を行いました。対象は2年生、108名です。45分間の大まかな内容は、次のとおりです。
○ 人権擁護委員会の仕事について
○ 詩「いのちはたいせつ」の朗読
○ 紙芝居「ぐらぐらもりのおばけ」の読み聞かせ
○ 人権イメージキャラクターソング「世界をしあわせに」の合唱
○ カルタゲーム
紙芝居の作者は漫画「アンパンマン」の作者でもあるやなせたかしさんです。そのやなせさんの詩を朗読し、命が何よりも大切であることを心の中に刻みました。そして、紙芝居ではお話の中にぐいぐい引き込まれ、真剣なまなざしで最後まで見入っていました。
児童の感想として、いじめは絶対にいけないことが様々な表現で発表されました。その後、同じくやなせさんの作詞による「世界をしあわせに」という曲を聴き、その場で覚えて合唱しました。
次は、カルタゲームです。カルタ取りではなく、カルタの読み札の虫食い部分をみんなで考えるゲームでした。その一枚は、「ごめんなさい ○○○にいえる よいこころ」でした。このゲームのルールとして、正解は一つではありませんと説明がありました。さて、子どもたちの出した答えは、何でしょう。最初に出た言葉は、「すなお」でした。大人は、ここで頭がストップしてしまいますが、子どもたちからは次から次へと言葉が出てきました。中には文字数が合わないものもありましたが、そんなことは問題ではありません。出された言葉に、人権擁護委員会の方々も「なるほど」と感心しきりです。子どもたちの優しさあふれる言葉から、人権教室のねらいが達成できたと思います。
最後は、学年主任の話です。「今日からこの学年の人数が二人増えました。それは、人権まもるくんとあゆみちゃん(人権イメージキャラクター)です。歌にも出てきた二人が仲間に加わって、この2年生がいじめをしない優しい心を持った学年になりました。」と締めくくりました。その後も、時折、朝の会や音楽の時間などに「世界をしあわせに」の合唱をし、いじめをしないと誓った人権教室を思い出しています。