【尾張旭市立瑞鳳小】人間関係づくりで思いやりの心を
- 公開日
- 2013/01/17
- 更新日
- 2013/01/17
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月12日(水)・13日(木)の2日間に渡って、5年生を対象に、南山大学のファシリテーター杉山先生をお招きして、ラボラトリー方式の人間関係づくりの授業を行いました。
1日目は、「スイスイさかな」と題して、協力し合いながらオリジナルな魚を創り上げました。最初に魚の輪郭を書き、次に色紙を貼り付けました。魚の名前をグループで相談し、発表をしました。この一連の作業をふりかえり、人間関係について考えました。グループによって魚の絵が違うことから、お互いの個性を大切にすることや、相手を尊重することが人権を大切にすることにつながることについて、お話をしていただきました。
2日目は、ランキングの手法を使って、「私たちの思いやり」について話し合いました。ア「行動する勇気を持つ」、イ「相手の気持ちを考えて行動する」、ウ「『ありがとう』という感謝の気持ちを持つ」、エ「自分から人のために進んで行動する」のうちで、どれが「思いやり」に近いかを話し合い、順位をつけました。子ども達は、人によって考え方が違うこと、同じ番号でもよく話を聞くと違う考えをしていることなどに気づきました。
最後に、杉山先生から、思いやりや人権を考えるときには、最初に相手を意識することが大切だということ。次に、相手は自分と違うことは当たり前であること。この2つが人権を考える第一歩になるということをお話いただきました。
今回の実践を通して、子ども達に思いやりの心や温かい人間関係の大切さについて、体験をもとにしながら考えさせることができ、豊かな心を学ぶよい機会となりました。