【豊川市立桜町小】低学年における情報モラル教育
- 公開日
- 2013/01/23
- 更新日
- 2013/01/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校1年生の児童は、ほとんどの児童がゲームを持ち、よく遊んでいるようだ。一日の利用時間を聞くと、「時間のきまりはなくさまざま」「親に声をかけられてやめる」という児童が多かった。そこで、「安全や健康を害するような行動を抑制する」という視点で、資料「テレビゲームとたろう君」を用いて話し合いを行った。
資料は、ゲームに夢中になり夜更かしをしてしまった太郎が、学校で先生に「ボーッとせずにしっかりしなさい」と注意され、休み時間には、友達に、バトルゲームのようにキックやパンチをして遊んでしまうという話である。「太郎はどうしてボーッとしてしまうのか」「バトルゲームのまねをした太郎をどう思うか? やられた友達の気持ちは?」と、太郎のゲームの仕方の問題点を話し合い、よりよい使用法について考えた。
授業のふりかえりでは、
・ゲームは、友達と楽しめていいけど、たくさんやると目が悪くなるので、長い時間やらない方がいいとわかった。
・ゲームみたいに、友達をいじめたりキックやパンチをやったりしてはいけないと思った。
・時計をゲームの近くにおいて、30分でやめようと思った。
・まだゲームを持っていないけど、買ってもらったら気をつけようと思う。
という声があがった。
今後、自己の欲求をコントロールし、時間を決めて利用できる子になってくれればと願っている。