【西尾市立津平小】文字が整えば心も整う
- 公開日
- 2013/01/31
- 更新日
- 2013/01/31
ちょっといい話
津平小学校では、書写学習に重点を置いた教育活動を推進しています。「書く」活動の土台となる書写の授業を充実させるとともに、書写で学んだことを国語や他教科、日常の書字活動に生かす取り組みをしています。
書写学習の第一の目標は整った文字を書くことです。そのためには、正しい姿勢・持ち方で、文字を書くことに集中しなければなりません。子ども達は整った文字を書くために、自然に心を整えることを身につけています。
保護者からのアンケートでは、「集中して文字を書くようになった」「ちょっとしたことでも手紙を書いてくれるなど、自分から積極的に文字を書いて伝えるようになった」など、文字を書くことへの集中力や積極性が出てきたことが分かります。
校舎内には子ども達が書いた文字があふれています。書写室の入り口に、「こころ つなぐ もじの ちから」という子ども達が考えた合い言葉が、子どもの手書き文字で掲げられています。
1月には体育館で3年生以上が一堂に会して書き初めを行いました。「寒くて手も冷たかったけれど、みんなの心が一つになって背中を押されているようで、がんばって書きました」と新聞記者からの質問に答えていました。
書写は心を整え育てる手だてとして、たいへん有効だと実感しています。