【豊橋市立東陽中】日常での出来事
- 公開日
- 2013/01/31
- 更新日
- 2013/01/31
ちょっといい話
本校には,学校の前に押しボタン式の信号があります。生徒たちは,押しボタンを押し,横断歩道を渡って登校します。ある日,本校の教員が車で通勤中,2人の生徒が信号機の前で止まっているのが見えました。教員は,「これは信号待ちになるな」と思いながら車を走らせていました。ところが,横断歩道に近づいても信号は赤になりません。「あれ?」と思いながら,とうとう横断歩道を過ぎてしまいました。通り過ぎた後,バックミラーで生徒の様子を見てみると,車が通り過ぎたのを確認してから,押しボタンを押し,横断歩道を渡る姿が見えました。
また,本校の門は,とても重く,一人で開けようとするとかなりの力が必要になります。出張等で学校の敷地内に出入りするためには,車から降りて,重たい門を開けなければなりません。ある日,来校者の方が門を開けるために車から降りようとしていたところ,数名の生徒が門に駆け寄り,門を開けている姿が見えました。そのため,来校者は車から降りることなくスムーズに学校の敷地内に入ることができました。
2件とも日常のささいな出来事ですが,とても心温まる光景でした。子ども達には,周りを気遣うことのできる思いやりをもった大人になってくれることを願っています。