モラルBOX日記

【豊田市立稲武小】知的所有権と個人情報の大切さを知ろう

公開日
2013/02/08
更新日
2013/02/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では1年生・2年生・3年生・5年生・6年生を対象に情報モラルの学習をした。
 1年生は知的所有権の大切さについて授業を行った。内容は、友達の作品を尊重する態度を学ぶことや、友達の作品をまねさせてほしいときも基本的なマナーがあることを知った。
 2・3年生は、個人情報について聞かれた場合に自分がとるべき態度の授業を行った。アンケートを求められたとき「アンケートには答えないと家族と約束しています。すみません。」と断り方を練習した。また、個人情報をコンピュータや用紙に入力や記入するときは、家の人に相談することを約束した。
 5・6年生は、自分のパスワードを他人に知られると、その人が自分のパスワードを使ってしまって思わぬ事件に発展することがあることの授業を行った。まず、子どもたちがよく知っている「アメーバピグ」について紹介し、安全に楽しむためにどうしたらよいのかを考えた。実際の事例で「ID・パスワード事件で愛知の中学3年生が不正アクセス禁止法違反で書類送検」された新聞記事を紹介した。
 この事件のように、他人のIDパスワードを使って悪いことをしたことだけではなく、他人のIDパスワードを使ったこと自体がいけないこと。また、他の子が自分のIDパスワードを貸してくれると言っても「自分で登録して使うから」と断ることが大切であることを学ぶことができた。