【みよし市立三好丘中】学校生活の楔(くさび)としての道徳
- 公開日
- 2013/02/21
- 更新日
- 2013/02/21
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「学校全体における道徳教育の充実を図り、授業を工夫することで生徒の自主性を高めるようにする」を目標とした。
上記の目標を達成するために二つの手だてを設定した。一つ目は、道徳授業実践の中でより効果的な時期を考えて行うことである。学校生活のなかには、生徒の成長過程で起こってくる諸問題、季節ごとの行事など、自分自身を振り返ったり他者の気持ちを考える機会が多くある。その都度適切な時期に道徳の時間を設定することで、生徒が自分で立ち止まり、考えるきっかけとなるような実践を行う。
二つ目は、自分が学級で行った道徳を学年部の先生方と共有することである。毎回の道徳の授業内容や発問、掲示物を共有することで各学級ごとに行った授業を知ることができる。それをもとに、学年や学級の実態に応じた発問をより適切なものにすることができると考える。
11月は「カーテンの向こう」2−(2)人間愛、思いやり(出典:明るい人生)の授業を行った。体育祭や合唱コンクールなどの大きな行事を経験し、取組みを振り返る中で級友がしてくれたこと、支えてくれたことを思い出してほしいという願いを込めて行った。
実践はそれぞれ効果的な時期に行い、授業を通して生徒も自分の生活を振り返る中で自主的に考え、学校生活や行事に生かしている様子が見られた。今後も生徒の実態に応じた内容を精選することが大切であると感じた。