【豊橋市立吉田方小】「マンモスでもなかよし」〜異学年交流なかよし集会について〜
- 公開日
- 2013/02/21
- 更新日
- 2013/02/21
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
1年生の子が6年生の子に嬉しそうに声をかける姿をよく目にします。6年生もにこにこと相手をしています。
本校は、全校860人余りの大規模校です。同じ学年でも知らない子がいるような学校事情をかかえています。そこで、教育目標「笑顔いっぱい 力いっぱい」のもと縦割り班活動「なかよし集会」や1年生と6年生の「手つなぎ遠足」、学芸・学習発表会の校内発表での交流学年への鑑賞会など異学年交流の機会を多く取り入れています。
なかよし集会では、全校を24グループ72班に分けて、毎月第2水曜日の昼放課(35分間)に運動場や芝生広場で活動しています。5月の初めての会は、自己紹介をしながら各自でメンバー表を作ります。低学年の子は、高学年の子の助けを借りながら完成させます。次回からは、6年生が考えてきた遊びの説明を教室で聞いたら、外へ出て、「どろけい」や「ドッジボール」、「だるまさんがころんだ」などで楽しく遊びます。遊びが終わると6年生は1年生を教室まで送っていきます。3月には、「6年生を送る会」でそのなかよし班のメンバーから6年生へのメッセージ入りのプレゼントを渡して1年が終わります。
本校の子どもたちにとって、異学年交流を多く取り入れることは、希薄になりがちな人間関係の中、それぞれの立場で温かい気持ちをもって触れ合える貴重な体験の場となっています。