【岡崎市立河合中】命の大切さを学ぶ
- 公開日
- 2013/03/22
- 更新日
- 2013/03/22
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、1学期〜2学期にかけて3年生23名が命についての学習をしました。1学期は「ドナーカード」という新聞投書記事をもとに、臓器移植法の一部改正について自分なりに考えることで命の大切さを学びました。移植コーディネーターの話を聞いたり、班討論で意見を共有化したりして、生命尊重という価値の自覚を深めていきました。「安楽死」をテーマとした社会科発展単元との横断的な道徳学習として、興味・関心が持続する学習活動にもなりました。
また、2学期には葬儀屋さんに勤める方に来校してもらいました。余命一ヶ月を宣告された母親からの遺書をテーマに講演をしてもらい、「母親は何を残したかったか」について話し合いをしました。心の中に生き続ける命とは何か、癌と闘った母親の勇気ある行動、この世に残したかけがえのない子供たちの命の尊さを改めて実感する授業でした。また、授業の後半には母親からの手紙を読み、生活への振り返りをしました。親から受けてきた愛がいかに大きなものか自分で実感でき、あたたかい気持ちになれる時間でした。「自分たちもこんなふうに大切にされて育ってきたんだ」と感謝の気持ちをもつことができました。