モラルBOX日記

【一宮市立浅井中】ネットでのトラブルを防ごう

公開日
2013/07/12
更新日
2013/07/12

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

近年、携帯電話などでインターネットを利用する生徒が増えてきており、それにともなう生徒間のトラブルも増えてきている。これは、生徒が他人の個人情報を安易にネットに書き込んでしまうことや、自分自身の情報についての管理の甘さが原因であることが多い。
 本校では、毎年、情報モラルを高める取り組みを行っている。2年生の技術科では、5月に、自分で決めた電気機器をインターネットで調べる取り組みを通して、「他人の情報を安易に活用しない」「個人情報を管理する意識を高める」ことを目標に授業実践を行った。
 授業では、最初に個人用のデータを保存するUSBメモリを配付した。このUSBメモリの使用方法や保存方法を指導するなかで、生徒に自分の個人情報を責任を持って自己管理する大切さを学ばせた。さらに、インターネットで調べたい内容を検索する際には、他人の作成した情報には「肖像権」「著作権」があることを念頭に安易な利用ができないことを学習した。その後、生徒は、情報モラルについての学習内容を意識しながら、CDプレーヤーや電子レンジ、掃除機など自分が興味を持った電気機器の仕組みやはたらき、保守点検方法などを意欲的に調べることができた。
 授業を終えた多くの生徒は、「携帯電話では、他人の情報を安易に書き込んだり、勝手に保存したりしないようにする。」「自分の情報を守るには、自分自身が責任を持って情報を管理することが大切だと感じた。」といった感想を持つことができた。
 今後も情報モラル教育を継続して行うことで、携帯電話をはじめとしたインターネット上でのトラブルから生徒を守っていかなければいけないと考える。