モラルBOX日記

【南知多町立大井小】郷土愛を育む活動「磯の観察会」

公開日
2013/07/02
更新日
2013/07/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、毎年5月に恒例の行事として「磯の観察会」を実施しています。今年度は、5月8日(水)にさわやかな青空の下、学校から徒歩15分の所にある聖崎海岸の磯場で、全校児童109名が磯の観察会に参加しました。
 干潮時刻の10時53分に合わせて、磯場に降り、約60分間、磯に棲む様々な生き物を観察したり、採取したりしました。
 児童は目を輝かせて、カニ、ヤドカリ、イソギンチャク、ナマコ、ヒトデ、アメフラシ、ウミウシ、クラゲ、フジツボなどたくさんの海の生き物を探し、「○○○を見つけたよ」と満面の笑みで報告してくれました。
 観察会の終盤には、講師の元師崎中学校長、森田博文先生と名古屋港水族館学習交流課の職員の方に「磯の珍しい生き物の紹介」や「磯の生き物の生態や磯の生き物が生息するための環境の解説」をしていただきました。
 観察会後の6年生女子児童の感想には、「大井の海にはたくさんの生き物がいることが改めて分かりました。海の生き物を大事にしようと思うのと同時に、生き物のすみかである海を大切にしようと思いました。」というものがありました。体験を通して、身近な自然の豊かさに気づき、それを大切にしていきたいという心が育まれていることを感じます。
 今後も「稲作体験」や「大井まちづくり協議会の行事」など地域に根ざした様々な活動を通して、郷土を愛し、誇りに思う心を育んでいきたいと思います。