モラルBOX日記

【小牧市立応時中】生徒の心が安定する「関わり高め合う授業」を目指して

公開日
2013/07/02
更新日
2013/07/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校は、授業で「関わり高め合う授業」を取り入れています。この授業は、生徒の様々な能力、様々な考えが絡み合うことで思わぬ力を生み、ともに解決し、学習目標を達成していく授業です。一方でこの形で授業を進める中で、生徒の心が安定すると考えています。
 授業の中のグループ活動で、仲間と関わり、ともに解決しようとする時間を取っています。自分の考えを他者にきちんと伝え、他者の考えを最後までしっかりと聞かせ、次に、疑問を問い、他者と自分を比べ、意見を交換し合えるように支援しています。その後、考えをクラス全体に広げます。この時、生徒の発言をつなげたり、広げたり、さらには、発展的な課題を与えたりする支援を行っています。
 この「関わり高め合う授業」を取り入れた結果、生徒は安心して自分の思いを伝え合い聴き合うことができるようになってきました。また、生徒の発言やつぶやきが増え,挙手していなくても教師が表情を読み、指名することが自然になってきました。毎年行っているアンケート「楽しく学校へ行っているか」に対して、「そう思う」と答えた生徒はここ5年間90%以上を維持しています。また、学年が上がるにつれてこの満足度が高くなっています。