モラルBOX日記

【豊川市立三蔵子小】「なかよし弁当会」で心の交流

公開日
2013/07/02
更新日
2013/07/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校の児童は、素直で、明るく朗らかな子がたくさんいます。しかし、ソーシャルスキルが未熟で、他者とかかわることを苦手としている子も多くいるのが現状です。本校では、「心身ともに強く、心豊かで優しく、学び合う」を教育目標に掲げ、思いやりのある子たちに育てようと様々な取り組みを行っています。例えば、毎月構成的グループエンカウンターを行ったり、人権週間を設けたりするなどしています。異学年交流にも力を入れています。ここでは、6月に実施した「なかよし弁当会」について紹介したいと思います。
 「なかよし弁当会」とは、6年生と1年生、5年生と3年生、4年生と2年生でペア学級を作り、一緒に弁当を食べたり、遊んだりする会のことです。上級生が会を運営し、一緒に遊ぶ内容を考えます。先日の「なかよし弁当会」では、じゃんけん列車やクイズなどのゲームをしながら、心の交流を行いました。上級生は下級生のお世話をしながら自己肯定感を高めたり、下級生は上級生の心の温かさと大きさを感じながら学校がもっと楽しいと感じられたりする姿がみられました。なかよし弁当会は年に3回実施します。今後、さらに心の交流が図れるよう活動を充実させていきます。

【児童の感想から】
・はじめて会った時、ペアの子はどんな子かドキドキしました。毎日お世話に行っているうちにどんどんなれて、すごく楽しくなってきました。なかよし弁当会では、ペアの子はいつもよりたくさん話してくれていっぱい笑って、おもしろかったです。(6年生児童)
・いすとりげえむをやるとき、ぼくがすきなおんがくをながしてくれてうれしかったよ。はんかちおとしもたのしかったよ。おべんとういっしょにたべてうれしかったよ。またいっしょにおべんとうがたべたいな。(1年生児童)