【西尾市立西野町小】情報モラル教育に関する実践
- 公開日
- 2013/07/31
- 更新日
- 2013/07/31
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
◆6年生実践
6年生では、メールやラインで相手の気持ちを考えずに思ったことをそのまま書いてしまい、人間関係が上手くいかなくなったことがあるという実態を受けて、実践を行った。
(1)授業のめあて
メールなどによる文字のやり取りは、誤解を招きやすいことを知らせ、相手の気持ちを考えて伝えることの大切さに気付かせる。
(2)授業のながれ
相手の気持ちを考えない内容や、いい加減な内容を書いたメールを題材にして、どこ が良くなかったか、自分ならどんな返事をするかをワークシートを使って考えさせる。
(3)授業後の児童の振り返り
・メールは、受ける側の気持ちを考えて書かないと知らないうちに相手を傷つけることが分かりました。
・私は、「○○ちゃん、むかつく」などと書いてしまうことがあったから、これからは絶対やめます。
・相手が嫌な気持にならないように、メールは打ってから送信する前に1回読んで、良ければ送信するようにします。
・自分は楽しいことだと思っても、相手には悪い方に思われることがあるから、気をつけないといけないと思いました。
◆4年生実践
4年生では、動画サイトを見たり、掲示板にコメントを書いたりすることがあるという実態を受けて、実践を行った。
(1)授業のめあて
ネット上のコメントは、書いたことがすぐに広がることや消すことはできないことを知らせる。
(2)授業のながれ
ネット上で悪口を書いてしまった事例から、何が良くなかったかを話し合い、その後ネット上の掲示板を使う上で、自分は何に気をつけるかをワークシートにまとめる。
(3)授業後の児童の振り返り
・ネットで、悪口を書くと全国の人に見られるので、絶対に書かないようにします。
・ネットで悪口を書くと、名前は書かなくても、内容から他の人にばれてしまうし、書かれた人はすごく傷つくから、絶対に書いてはいけないと思います。
・インターネットは便利だけれど、すごく怖いものだと思いました。
・ネットで変なことを書くと、自分も嫌な思いをするし、他の人にも迷惑をかけるから、気をつけます。