【美浜町立奥田小】親子地震津・波防災シミュレーション訓練と関連させた道徳の実践
- 公開日
- 2013/08/06
- 更新日
- 2013/08/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、年4回の授業公開日をもち、各学級1回の道徳授業公開を行っている。そのうちのひとつとして、6月の土曜日に「ファミリー学級」を開催し、授業公開と親子活動をしている。本年度は、「地震・津波防災シミュレーション訓練」を親子活動として行い、それに先立って、親子活動に関連づけた道徳の授業公開を4年生で行った。
授業では、まず身の回りの危険について話し合った。次に資料(明るい心「もしもあのとき」)を読み、主人公が事故に遭った時の母(家族)の主人公を思う気持ちにふれた。そして手術が必要ないと分かったときの母の姿を見た主人公が思ったことを話し合った。話し合いの中で、「自分の命は自分だけのものではない」ことに気付くことができた。本校では非常時用に、水・ビスケットとタオルを備蓄し、毎年更新している。この1年間「自分の命は自分で守る」ことを確認しつつ、その備蓄食料に「1年後の自分へのメッセージ」を書いたシールを貼り、1年後にそのメッセージを読むことができるように願って倉庫に保存した。メッセージには、「安全に気をつけてね」「くんれんどおりできてよかったね」など短い中にも生命を大切にする気持ちが感じられるメッセージになった。
この授業に続いて親子地震・津波防災シミュレーション訓練を行ったので、登校時の通学路安全点検と合わせて、生命の尊重について深く考えることができた1日となった。