【愛西市立立田南部小福原分校】ネットを安全に使うために知っておこう!
- 公開日
- 2013/09/02
- 更新日
- 2013/09/02
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の子どもたちの生活環境は、輪中の豊かな自然に包まれており、純朴な子どもたちばかりです。しかし、現代はネット社会です。周囲の環境に関係なく、子どもたちはいつでも、どこでも世界中の情報を手に入れることができるのです。大変便利な反面、子どもたちにとって危険な面もあります。そこで、情報教育アドバイザーによる情報モラルにかかわる授業を2回にわたって実施しました。
一番気がかりなのは、オンラインゲームの落とし穴です。無料ゲームの中にも有料アイテムがあること、ゲームのしくみを知らないと高額な料金請求がくる場合があることなどを学習しました。
次に気がかりなのは、個人情報の扱いです。名前や顔写真、住所などを安易に掲載しないこと、特に友だちの情報を無断で掲載してはいけないことなどを学びました。
そのほか、架空請求や著作権の問題も学びました。小学生にとっては十分理解できない内容もありましたが、具体的な事例を紹介したり、子ども向けの情報モラルサイトを活用したりして、自分たちの身近に迫る問題としてとらえさせるようにしました。 授業を終えて、オンラインゲームについては「有料のゲームがあるとは知らなかった」「高額の請求がきたら支払えない」などの感想が聞かれました。また、個人情報については「自分の顔や名前が多くの人に知られてしまうのは怖い」「友だちのことを勝手に書き込んではいけないと思う」などの感想が聞かれました。
授業を通して、子どもたちは、便利さの裏に潜む多くの危険な面を知り、驚いていました。最後に、どうしてよいか迷う時は、自分だけで判断せず、必ず大人に相談するということを強調して伝えました。