【豊田市立古瀬間小】 地域の方とふれあい,地域の方から学ぶ
- 公開日
- 2013/09/02
- 更新日
- 2013/09/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,年間を通して地域の方と交流する機会を設けています。この活動は,長年古瀬間小の伝統として受け継がれています。
地域の人や親と子でともに活動することで,異年齢の方や親子のふれあいの場とすること,学校の行事を受け継ぎ大切にしていこう,心を豊かにしていこうとする気持ちを高めることをねらいとしています。
5月には,近くにある古瀬間城址に出かけ,1・2年生の親子で茶摘みをしました。地域の方に摘み取り方を教えていただいた後,親子で行う茶摘みは「上から3枚だよ。」「柔らかい葉っぱだよ。」など会話もはずみ楽しそうに活動をしていました。学校へもどると,取り入れた茶葉を蒸し,一枚一枚によりをかけ,ホットプレートで煎りました。教室中に茶葉のいい匂いがただよっていました。さっそくできた新茶をいただきました。各家庭には,工場で製茶した新茶を配布しました。
6月には,同じ場所で1・2年生の親子で梅取りを行いました。子どもたちは,青々とした実を丁寧に摘み取りました。お父さんに肩車をしてもらい,高い所に手を伸ばして取る子もいました。今年は250キロほど収穫できました。収穫した梅は,学校に持ち帰り,ジュースにするため,竹串でへたを取って氷砂糖とともに大瓶に詰めました。9月の授業参観日のときに親子で味わう予定です。この2つの活動は,古瀬間城址保存会の方たちに指導をしていただいています。
7月は,3年生が総合的な学習で「名人に学ぶ会」を行いました。自分の身近な名人を紹介しあい,13の講座を開きました。バルーンアートや竹とんぼ作りなど学校では経験できないことを優しく楽しく教えていただくことができました。
その他にも,4年生は学芸会で発表するために古瀬間囃子保存会の方からお囃子を教えていただき,卒業間際の6年生はコミュニティーの方のご協力で「里山を歩く会」を行っています。また1年生から6年生まで英語活動では,地域講師の方に支えていただきながら楽しく英語にふれる学習を行っています。
*2年生の感想
5月8日におちゃつみがありました。さいしょにはるきくんととりました。いっぱい とれました。はるきくんとママときょうりょくするといっぱいとれるなとおもいまし た。
*3年生の感想
すず木先生におしえてもらいました。すず木先生がさいしょに「空」という字を書き ました。きれいな字でした。ぼくも空を書いてみようとおもったけど,すず木先生のよ うにじょうずに書けませんでした。すず木先生がすごい大きいふでを見せてくれまし た。ぼくもすず木先生みたいにじょうずになりたいです。
今後も長年続いているこの活動を楽しみにしている子どもたちのためにさらに継続していきたいと思います。そして,学校と地域と保護者の方のかかわりを大切に,異年齢の方とのふれあいを通して,子どもたちが心豊かに成長していけるように取り組んでいきたいと思います。