【知立市立知立中】情報モラル教育の取り組み
- 公開日
- 2013/10/04
- 更新日
- 2013/10/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、スマートフォンの普及が進み、子ども達が簡単にSNSやLINE等のアプリを使用できる環境にある。インターネットを通して、情報の発信をしたり、受け取ったりする機会が増える一方で、そのルールや正しい使い方を知らずに、中高生がトラブルに巻き込まれるケースも多い。本校にも、LINEやメール等を使用している生徒も少なくなく、情報モラル教育の必要性は高まるばかりである。そこで携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を知り、生徒がトラブルに巻き込まれることを未然に防ぎ、意識の向上をはかるため、総合の時間に「ケータイ安全教室」を実施した。
キャッチネットワークの方を講師に招き、携帯電話にまつわるトラブルや犯罪の事例を紹介していただいた。また、安全なインターネットの使い方についても、データや映像を交えながら話をしていただいた。生徒や教職員だけでなく、保護者の参加も得られたことから、家庭間で情報モラルについて話し合う機会にもなったと考えられる。生徒の感想には以下のような記述が見られた。
・今日の「ケータイ安全教室」では、ネットの楽しさの裏にとてもこわい犯罪が隠れているのだということを改めて実感させられました。私はインターネットを月に何回かしますが、ネットの世界の恐ろしさをあまり考えたことがありません。これからは、今まで以上に気をつけてインターネットを楽しみたいです。また、家族の中でルールを決めて使っていきたいと思います。
その後の技術の授業では、「著作権」を題材とした映像を鑑賞し、情報発信についてのルールについて、さらに考えたり話し合ったりする機会を設けた。総合の時間と教科の時間を通して学習したことで、生徒の情報モラルへの関心はさらに高まった。今後も、他教科や道徳等を通して、学校全体で情報モラル教育を行っていく必要性を感じる。