モラルBOX日記

【一宮市立北部中】 情報モラルについて考えました!

公開日
2013/10/08
更新日
2013/10/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 最近は、携帯電話やインターネットなどの普及により、情報の収集や表現、発信などが容易にでき、たいへん便利になりました。しかし、安易に考えていたり、使用方法を間違えたりすると、大きなトラブルになってしまうという怖い面もあります。
 北部中学校では、「情報モラルを身につけ、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ主体的・積極的に活用できるようにさせる。」を情報教育・情報モラル教育の目標として、年間を通して取り組んでいます。
 昨年度は、2学期に一宮警察署生活安全課の方に来ていただき、事件や犯罪につながってしまった事例を交えて、携帯電話を正しく使用することの大切さを話していただきました。また、今年度の2年生技術科の夏休みの課題では、「情報モラル……インターネットや携帯電話などを使うときに守らなければいけないルール」についてのレポート作成を行いました。
 今回、2学期最初の道徳の時間に、「言葉の向こうに」(中学校道徳 読み物資料集 文部科学省)を資料にして、全クラスで授業を行いました。資料を通してグループで意見交換しながら、携帯電話をどのように利用すべきなのかを考えました。また、利用するにあたっては、相手の立場を尊重した上で、いろいろなものの見方や考え方があることを理解しなければいけないことを学ぶことができました。
 生徒たちは、「相手の気持ちや相手の顔を思って携帯を使わなければいけない。」「いつも相手のことを考えて、自己中心的なメールを送らないようにしたい。」などの感想を残してくれました。今後は、さらに寛容の心が持てるよう道徳的判断力も育てていきたいと思います。