【豊田市立足助中】情報モラル教育の取組
- 公開日
- 2013/11/28
- 更新日
- 2013/11/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、スマートフォンの普及が進むなかで、生徒たちも簡単にTwitterやLINE等のアプリを利用できるようになっている。その一方で、正しい使い方を知らずにトラブルに巻き込まれたり、ルールを考えずにトラブルを起こしたりするケースが増えてきている。
本校は学区が広く、下校後や休日において、生徒間のコミュニケーション方法として携帯電話やインターネットは有効なツールとなっている。しかし、生徒たちは正しい使い方や情報ネットワークについての十分な知識がなく、トラブルの被害者にも加害者にもなり得る。情報モラル意識を向上し、保護者の理解を得ると同時に啓発活動の一環として、学年PTA奉仕作業の日に「防犯講話会」を開いた。
足助警察署生活安全課の方を講師に招き、安全なTwitterメールやLINE等の使い方について、データや映像を交えて話をしていただくとともに、携帯電話にまつわるトラブルや犯罪の身近な事例を紹介していただいた。お話の後の感想交流では、次のような意見があった。
「今まで、LINEは友達といつでもどこでも話ができるから、便利でいいなと思っていたけど、それによって、相手の行動をしばってしまうということが分かりました。」
「チャットがきっかけで、会いに行ってしまうなんて、自分は信じられないけど、本当はどんな人だか分からないので、用心しないといけないと思いました。」
「自分は携帯電話をもっているけど、フィルタリングがしてあるかどうかは知りません。家に帰って、親に聞いてみようと思います。」
PTA奉仕作業と同日開催であったため、生徒や教職員だけでなく、保護者の参加も多かった。家庭内でも情報モラルについて話し合う機会になったのではないかと思われる。