【西尾市立横須賀小】福祉実践教室で福祉の心を学ぼう
- 公開日
- 2013/10/17
- 更新日
- 2013/10/17
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
横須賀小学校では、福祉への意識を高めるとともに、豊かな人間性を育成するために、毎年福祉実践教室を行っています。今年の福祉実践教室では、3〜6年生の子どもたちが講師の先生から「耳の聞こえない生活」について手話通訳の方を通して教えていただきました。その後、4年生は車いす体験、5年生は点字教室、6年生は手話を体験しながら、福祉の心を学びました。
体験した児童は、次のような感想をまとめています。「耳が悪いと、とても不便なことを知りました。手話で話をすることは大変だと思いました。耳が聞こえなくても補聴器を耳につければ車に乗れることが分かり、びっくりしました。」「今日、車いすに乗って気づいたことがあります。左右に曲がる時、片方だけ回すのに力がいるので大変でした。遠くに行く時にもずっと手を使うので手が疲れてしまいます。これからは町で車いすに乗っている人がいたら、お手伝いが必要かどうか聞いてお手伝いをしていきたいです。」「耳や目・体が不自由な人たちのお話をしっかり聞くことができました。特に『自然に接してほしい』ということが自分はあまりできていないな、と思いました。自分を見直す良い機会でした。また、点字を読むことに大変苦労しました。点字で分かる人は、とてもすごいなと思いました。」
今後も、福祉実践教室を通して、世の中にはいろいろな人がいることを知り、みんなが助け合ってよりよい社会を築いていこうとする気持ちを高めたいと思います。