【豊橋市立石巻小】お互いを認め合えるクラスを目指して
- 公開日
- 2013/10/25
- 更新日
- 2013/10/25
ちょっといい話
5年生で,道徳で自分の長所について考える授業を行いました。多くの児童が,「長所なんてないよ。」と、自分の長所についてあまり関心がない様子でした。一方で「友だちの長所は?」と問いかけると,多くの児童が様々な長所をあげることができました。そこで,次の道徳の授業で,「秘密の友だち」という授業を行いました。匿名で友だちの「いいところ=長所」を手紙に書き,ポストに入れます。その手紙を毎日の帰りの会で読み上げます。
この活動を通して,児童から「今まで、自分のいいところなんてぜんぜんないと思っていたけど,友だちが教えてくれてうれしかったです。」や「長所がない人なんていないんだと思いました。」などの声を聞くことができました。帰りの会で自分の長所が読み上げられた児童の表情からは,喜びとほんの少しの自信を感じ取ることができます。そのほんの少しの自信を,大切に育てていってほしいと思います。
多くの児童がこの活動に熱心に取り組む中,ある児童が「いつかはこのポストをなくしたいな。」とつぶやきました。ポストがなくても自然とお互いを認め合える,そんなクラスになっていくことを期待します。