【知立市立知立東小】福祉実践教室で「思いやりの心」を育みました。
- 公開日
- 2013/10/28
- 更新日
- 2013/10/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
活動のねらい
○点字、手話、車椅子、視覚障がい者ガイド、高齢者擬似体験等を体験するこ
とにより、日常的な福祉実践活動への契機とする。
○段階的に体験活動をすることにより、福祉の心(思いやりの心)を育てる。
○障がいのある子ども、高齢者等さまざまな人が暮らしている社会で「ともに生
きる」明るい社会をみんなの手でつくり出すことが今日的課題であることを理
解する。
児童の実態
児童は、障がいという言葉をテレビや新聞、インターネットなどで一度は耳にしたことがある。しかし、多くの児童は障がいとはどのようなものか、どれのどのハンデがあるかなど理解できていない。また、障がい者に対する支援の仕方についてもほとんどの児童が知らない。
活動の内容
知立東小学校では、4〜6年生を対象に毎年、福祉実践教室を行っております。今年は、視覚障がいしゃの河合さんが自身の障がいについて語ってくださいました。また、4年生は車椅子や点字体験、5年生は手話や視覚障がい者及びガイドヘルプ体験、6年生は高齢者擬似体験を行いました。体験の中、児童からは「点字で書いた自分の名前を正しく読んでくれてうれしい。」や「目が見えなくて怖い。」や「お年よりはこんなに大変なんだ。」という言葉を聞くことが出きました。
授業後の感想
4年生「私は点字板を持っているので、目の不自由な人を助けられるようにたくさん練習して覚えたいです。」
5年生「福祉実践教室を行う意味がとても分かりました。世の中にはたくさんの障がい者がいるので、助けたいと思いました。」
6年生「大人になったら、ボランティアで学校に行き、思いやりの大切さを伝えたいと思いました。」
のように、「思いやりの心」を実践したいという気持ちが高まっていることが分かりました。
これからも、様々な活動を通し、「思いやりの心」を育んでいきたいと思います。