【愛西市立西川端小】道徳の授業を通して
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、思いやりの心をもった豊かな人間性を育むことに努めている。
・指導の重点
低学年:誰とでも仲良くしようとする態度を育てる。
中学年:相手の気持ちを考え、助け合おうとする態度を育てる。
高学年:相手の立場に立って考え、思いやろうとする態度を育てる。
・指導の概要
* 養護学校との交流活動により、相手の気持ちを考えて行動できるようにする。
* 道徳や学級活動で身近な生活のなかにある差別を理解させ、人権尊重の心を養う。
* 総合的な学習の時間を活用し、人とのかかわりのなかで、相手の気持ちを認め合う心を育てる。
* 特別活動などで民主的な集団作りに努め、互いに喜びを分かち合える心を育てる。
【2年生の道徳授業実践】資料名「森のともだち」 主題名「仲良し、助け合い」から
本資料は、児童の日常生活でよく見られる様子を童話化したものである。こんたたちが縄跳びで遊んでいる中に、さるきちが入れてもらおうと「入れて。」と声をかけるが、だれにも応えてもらえない。そんな中、こんただけは、さるきちに「いいよ。」と答えた。こんたは縄跳びが下手で、引っかかってばかりいる。すると、「もっとしっかりやってよ。」と、ぽんこやうさこに避難の声を浴びせられる。ますます失敗が多くなるこんたを思い、さるきちは、「仲良くやろうよ。」と、ぽんこたちに言う。こんたに、優しく仲間に迎えてもらったことへの友情を感じる『思いやりのお返し』である。
だれとでも仲良くなるために、友を信じ、思いやる優しさの大切さを考える資料である。
この学習を通して、自分が困っているときに、心配されたり優しくされたりすると、うれしい気持ちになることを体得させることができた。また、仲良く助け合うことは心地のよいものであることを感じ取らせることもできた。
今後も継続的に指導していきたいと思う。