モラルBOX日記

【南知多町立豊浜小】「情報を守る」ことについての授業実践

公開日
2013/11/28
更新日
2013/11/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 5・6年生対象で,情報機器についてのアンケート調査を9月に行いました。その結果,携帯電話やスマートホンを42%の児童が持っていました。また,インターネットにつながるパソコンについては,75%の児童の家庭にありました。しかし,携帯電話等やパソコンを使うときの家庭内の約束については,52%の児童が「無い」と答えていました。気軽に外の世界とつながることができる反面,危機対応の点では,まだまだ無防備な面があります。
 そこで,6年生で,読み物資料とインターネット上で公開されているコンテンツを利用して,「情報を守る」ということについて考えました。「突然,電話で問い合わせがあり,クラスの子の電話番号を教えてしまい,多くの友達に迷惑をかけてしまう」「アイドルのコンサートチケットが当たるというホームページに,自分や家族の個人情報を書き込んでしまい,家族に様々なダイレクトメールや迷惑メールが届くようになってしまう」という資料です。資料を通して,「情報を守る」ことが「自分自身や周りの家族・友達を大切にする」ことにつながることを感じてほしいと考えました。
 この授業を通して,「自分や友達の個人情報を,簡単にホームページに書き込んだり知らない人に教えたりすると,怖いことが起きるということを学びました。私は,今後,個人情報を知らない人に絶対に言わないように気を付けたいです。」という感想をもった児童がいました。
 携帯電話やパソコンは便利ですが,使うときの約束やマナーを大切にして,自分や周りの人々の情報を守れる児童に育てていきたいと思います。