【津島市立西小】西小思いやりのある姿
- 公開日
- 2013/11/29
- 更新日
- 2013/11/29
ちょっといい話
本校では、平成22年度から平成24度まで、道徳教育について校内現職教育で取り組み、教科指導と関連させながら、児童の心に響く道徳教育のあり方を実践してきました。そして、その実践により、道徳の時間では、相手に対する思いやりの気持ちやどう行動すべきかという点について判断することができるようになってきました。身につけた道徳的実践力を実際の生活の中で生かすことができた例を以下に紹介させていただきます。
2年生、1年生との交流第2弾ということで、一緒に校外学習へ出かけました。行き先は、木曽三川公園。1・2年生混合グループで自然観察をしたり、一緒にお弁当を食べたりして、仲良く過ごすことができました。お弁当の後、1年生の子がトイレに行きたくなりました。すると、「一緒に行ってあげるよ。」と2年生が1年生の手をとり、トイレにつれて行ってあげていました。年齢差は1歳ですが、2年生がとても優しく、頼もしいお兄さんお姉さんのように感じられた日でした。
5年生、初めての調理室に入って実習をする日のこと、当然あると思っていたいすがいくつか足りませんでした。となりの被服室から借りようにもかぎがないので「ない人は、悪いけどひざ立ちでお願い」と言ったところ、一人の男子が「ぼくのいす貸してあげるよ」といって、立っていた女子に渡してくれました。ゆずりあう様子に心があたたかくなりました。
運動会での出来事です。教室から一生懸命椅子を運び出している6年生の姿を見て、6年生が控え席まで運ぶのを手伝っていました。「6年生の子達が手伝ってくれて、本当に助かりました。」というお言葉を、1年生の先生方からいただきました。何気ないことだけど、喜んでくれる人がいる。とてもあたたかい気持ちになりました。