本校では子供たちの成長を共有するために、学級通信などでお知らせることだけでなく、保護者の方たちから「ちょっといい話」を教えてもらえるようにしています。その中から
3年生の女の子の成長を感じられたときを紹介します。
　「先日雨が降った日のことです。朝はまだ降り出していませんでしたが、念のために傘を持たせました。やはり下校時には降り出しました。帰宅した娘は傘をさし、かばんの中には学校に置いてあるはずの折りたたみ傘が入っていました。聞くと、同じ通学班の子で傘がない子がいたら貸してあげよう思っても持ってきたとの返事でした。
　低学年の頃、上級生に心配してもらっていた娘が、いつの間にか自分のことだけでなく、周りの子の心配までできるようになったのだなぁと、母としてとてもうれしく思いました。」
　今後もこうして子供たちの成長を共有し、紹介していくことで、保護者・地域・学校が一体となり子供の成長を見守っていきたいです
　また、小さな学校なので、他学年との交流も頻繁に行われています。学年の菜園で作った野菜をや社会見学でもらった果物を使った料理を作り、全校のみんなで食べたりもします。
　今後も、このように頑張っている姿や成長する姿を多くの場面で目にすることで、新しい自分の姿を求めて、しっかりとした目標を持ち生活していける学校を目指していきたいと思います。