【大府市立北山小】みんなでつくるあいさつ運動
- 公開日
- 2013/12/03
- 更新日
- 2013/12/03
ちょっといい話
北山小学校は,名古屋市南部に隣接する大府市の北部にあります。学校の周辺は,ゆるやかな丘陵に住宅地が広がっており,田畑やブドウ畑も点在する落ち着いた土地柄です。 生活スローガンは「礼儀正しく」,合い言葉は「あいさつ」「返事」「あとしまつ」です。中でも児童会が力を入れて取り組んでいる「あいさつ運動」について紹介します。
あいさつ運動の中心になって取り組んでいるのは,児童会の中の総務委員会と生活委員会です。
4月に話し合った計画に従って,まず総務委員会があいさつボランティアの「KAJ」(キラキラあいさつ実行委員の頭文字)を募集しました。全学年の学級から,100名を超える児童がKAJに応募して,やる気を見せてくれました。KAJのメンバーには,胸につけるKAJバッジも配布されました。生活委員会では,「いつもニコニコ笑顔であいさつ」の横断幕を,力を合わせて製作しました。これを長い棒の先に付けて,校門から登校してくる児童たちにくぐってもらうのです。
総務委員・生活委員・KAJが児童の登校時間帯に正門と東門に立ち,あいさつ運動のキャンペーンを行うのは1学期と2学期の計4日間です。メンバーは,スローガンの入ったたすきや腕章,KAJバッジを身につけ,やる気満々,元気満々で登校する児童たちをあいさつで迎えます。普段から校門で迎えてくれる校長先生や教頭先生に加え,この日の朝はPTAや地域の方,先生たちも周囲であいさつをしたり,見守ってくれたりします。一方,低学年のKAJメンバーたちは,昇降口の前に立ってさらに元気よくあいさつをすることができました。登校してくる児童たちも,いつもより「おはようございます」の声にもっと力が入り,すがすがしい朝になりました。
参加した児童たちは,「自分もみんなもいつもより大きな声であいさつができて,気持ちがよかった。」と話していました。この活動を通して,日常生活の中でさらに気持ちのいいあいさつが行き交う北山小学校にしていきたいと思います。