モラルBOX日記

【東浦町立緒川小】ネットいじめをさせない!

公開日
2013/12/10
更新日
2013/12/10

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 6年生の間で、携帯電話を利用してメールのやり取りをしている児童が増えています。現状を受けて、トラブルを防止するためにも、情報モラルについての指導を行いました。
 担任らが、新聞で次の内容の記事を見付けました。それは、数人の児童の間で作られたネット上のグループの中で、そのグループにいない別の児童の悪口を言い合ったというものです。
 この記事を活用し、担任らは以下の指導を行いました。
 学年集会で記事の内容を紹介し、状況を具体的に説明しました。もし悪口を言われたのが自分だったらどんな気持ちになるかを考えさせました。児童は、「辛い」「嫌だ」など答えました。多くの児童が事件を真剣に捉え、ネットいじめの恐ろしさを理解していることが発言から分かりました。
 さらに、担任らは、集団で一人を攻撃することは直接でもネットでも同じ「いじめ」であることを訴えました。悪口を言っても言っていなくてもそのグループにいるだけで、「加害者」になるということを説明しました。子供たちは、楽しいメールのやり取りも、楽しみ方を変えるといじめに変わってしまうということを理解することができました。
 その後、児童だけではなく、保護者にも学年通信を利用して情報モラルの大切さを伝えました。そして、お子さんがネットを使って友達とやり取りをすることがあるのなら、内容を把握してほしいということをお願いしました。さらに、懇談会時に当該の新聞記事を掲示し、保護者の方に読んで頂く予定です。