【西尾市立佐久島中】気をつけよう、ケータイ料金(中学校2年生での実践)
- 公開日
- 2013/12/12
- 更新日
- 2013/12/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
中学生となれば、携帯電話を持っているほうが普通である。本校の2年生4人のうち3名が所持し、1名は近いうち購入予定であった。
ケータイでやりたいことはゲームであった。中学生の携帯電話の使い方の課題は、使いすぎることがある。そこで、ケータイの課金の仕組みを学習することで、節約の気持ちを起こすことができるのではないかと考え、ケータイの課金システムを模擬体験させることにした。
準備したものは、ケータイ、アンテナ、ケータイ会社、銀行、お金、パケットで、全部作り物である。
電話やゲームをすると、パケットがアンテナから飛び、会社に届く。そうすると会社から銀行へ連絡が行き料金が支払われる、という簡単な模擬体験である。
交代でそれぞれの役割をやらせていくと、簡単なゲームながら、目に見えて貯金がへっていく。そのさまを見ていると、中学生でも心配になり、使いすぎないような工夫が必要だと感じるようになった。
「お金が目に見えて減っていくのがとても気になりました。使い方を考えないといけないと思いました。」
というように、使い方に気をつけようという意見が4人から出てきた。
模擬体験により、パケットの移動により、貯金が減ることを切実に感じ取ることができた。