【北名古屋市立熊野中】安全にネットや携帯電話を活用しよう
- 公開日
- 2013/12/16
- 更新日
- 2013/12/16
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
生徒がインターネットや携帯電話の機能で活用するものの中で、SNSや無料通信アプリの利用が増えている。世界的にユーザーが多いこと、家族や友人が活用していることでこれらの利用に安心感をもっているようだ。
そこで、1年生と30名ほどの保護者の参加も得て、10月12日の学校公開日に携帯安全教室を実施した。県警本部生活安全部サイバー犯罪対策課から講師をお招きし、従来の内容に加え無料通信アプリについてもお話ししていただいた。サイバー犯罪の件数や年の近い若者が巻き込まれていることが、図やグラフで示され、身近に危険が潜んでいると生徒は改めて認識したようだ。さらに、グループメールからいじめや問題が生じたり、写真や動画を無断で気軽にアップしたら広範囲に広がってしまったりという無料アプリ通信によるトラブルの具体例を教えていただいた。とりわけ、アップした写真から撮影場所が特定されることに多くの生徒が驚き、安易なアップの危険性を痛感した。また、簡単に個人情報がわかってしまうことに対して、IDやパスワードをしっかり設定する、など自分にできる防止策を考えた。
「インターネットもやらないし、携帯も持っていないので便利なものだと思っていました。一つ間違うと怖いことになるので、使うようになったら気を付けたいです」
「他の人の個人情報をブログに載せるようなことは絶対にしてはいけないと思いました」
「サイトやSNSの使い方がわかった。みんなが使っていても安全というわけではない」
「今まで安全に注意といわれてもどこをどう注意すればいいのかわかりませんでした。今回の教室のおかげでわかりました」
「著作権というものやその違反を取り締まる法律があることを初めて知った」
「インターネットを使うときのルールを自分で決め守りたい、お母さんも話を聞いていたので一緒にルールを決めようと思う」
「サイトを見たときやダウンロードするときに、注意文を読まずに『同意』していたのでこれからはがんばって読みたい」
自分なりに安全に利用する方法が書かれた感想の数々から、生徒がお話の内容をしっかり心に刻んだことがうかがえた。