【西尾市立室場小】「思いやり集会」今年は、人とのかかわりについて考える
- 公開日
- 2013/12/16
- 更新日
- 2013/12/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年11月27日、ブロック学年ごとに集まり、人とのかかわり合いやいじめなどについて考える、「思いやり集会」を行っています。
低学年は、「人によって思いや感じ方が違う」ということを学びのテーマにしました。
はじめに、電子黒板を使って絵本を大きく見せながら、「あんなになかよしだったのに」という絵本の読み聞かせをしました。何でもできちゃう「だい」とうまくできな
い「ちい」の気持ちに迫りながら、ばかにされて悲しい気持ちになるちいと、ちいの悲しい気持ちを感じることができただいの気持ちに迫ることができました。その後、「体育と図工」どっちが好き、「ドッジボールとおにごっこ」どっちが好き、などと質問しながら、人によって思うことが違うんだということを学んでいきました。
中学年は、「相手を思いやることの大切さ」について感じ取らせることにしました。
まずは、仲良くなれる魔法のゲームを行いました。うまくできないチームがいくつもありました。どうしたらよいか考えた後、「花咲き山」の読み聞かせを行いました。相手の
ことを思いやることは大切だと感じ取らせ、もう一度仲良くなれる魔法のゲームを行いました。子どもたちは、チームの仲間を思いやりながら、笑顔いっぱいで魔法のゲームを楽しんでいました。
高学年は、すれ違いから相手への不信感を抱く教師の寸劇から始まりました。急にけんかし出す先生におろおろしながら、教室へ戻った子どもたちは、先生たちはどうすべきだったのか、今からどうしたらよいかについて学級ごとに話し合いました。
6年生の中には、「どうして遅れてしまったのか、大人なんだから怒る前にきちんと確認すべきだ。」と先生をいさめる発言もあり、担任も思わず苦笑してしまう場面もみられ
ました。5年生は、担任の先生が相手の先生と仲直りできるようにするためにはどうしたらよいか、「仲直り大作戦」と題して、相手への対応の仕方を必死に考えることができました。
11月27日、この日は本校の子どもたち全員で、人とのかかわりについて考え、学ぶことができた日でした。