【東郷町立諸輪中】心の健康〜ストレスへの対処方法を学ぼう〜
- 公開日
- 2013/12/17
- 更新日
- 2013/12/17
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
<活動のねらい>
学校生活や人間関係などで様々なストレスを抱える生徒が,問題や悩みから目をそむけず,ストレスに対して適切に対処できる力を身につけ,より良い学校生活を送ることができるようにする。
<生徒の実態>
中学生という発達段階において,学校生活や友人関係に悩んだり,様々なストレスを抱えたりしている生徒が多い。学校保健委員会の事前アンケートでストレスに関する調査を行った結果を見ると,全体の30%が強いストレスを感じていることが分かった。この実態を踏まえ,心の健康をテーマに学校保健委員会を開催した。
<指導内容(学校保健委員会「心の健康」)>
保健体育委員会の生徒が3つのグループに分かれ,日頃ストレスを感じる場面を劇にして全校生徒の前で発表した。
場面は,暑い中みんなで勉強をしている場面,テスト返却の場面,部活動の場面の3つを設定した。それぞれの場面で,イライラするなどのストレスや,それぞれのグループで考えたストレス発散方法を発表した。
また,事前アンケートの結果を円グラフにして発表をした。全校生徒の3分の1が強いストレスを感じていることを知り,どの生徒も驚いた様子であった。
最後に本校のスクールカウンセラーからの講話を聞いた。その中でストレスのメカニズムやそのストレスへの対処方法として,一つの考えにとらわれるのではなく,別の視点から考えたり,その場で治療できる自立訓練法という方法を学んだりした。そして,その場で実際に自律訓練法を体験した。
生徒の感想には,「今回学んだ自律訓練法をイラッとしたときにはやってみたい。」「ストレスを抱えすぎないように,人に迷惑をかけないように少しずつ発散していきたい。」という内容が多く,自分自身で適切に対処していこうとする意識が高まったように感じた