【設楽町立設楽中】地域の方々と創り上げた学校祭“木絆(きずな)プロジェクト”の取組から
- 公開日
- 2013/12/17
- 更新日
- 2013/12/17
ちょっといい話
今年度も設楽中学校祭が11月23日に行われました。今年度の学校祭は、より生徒たちの意見を取り入れるため、どんなことをしたいかアンケートを取り、それらを参考に生徒会執行部が話し合いの場をもちました。
生徒会執行部は、「地区の方々と一緒に創る学校祭にしたい」との気持ちが強く、地域の方々に参加していただくにはどうすればよいかを考えました。話し合いの結果、学校祭スローガン“絆清緑伸(ばんせいりょくしん) 〜一枚一枚の葉が木絆(きずな)をつくる〜”と決まり、“木絆プロジェクト”を実行することに決まりました。葉の形に切られた紙(カード)に、家族、友達、被災地の方々などへのメッセージを書いてもらい、それを大きな木に貼る取組です。
通学団ごとに分かれ、生徒が学校祭のプログラムを地区の方々に配付するとき、“木絆プロジェクト”を説明し、葉形のカードを渡しました。後日、メッセージ入りの葉形カードを回収しました。予想以上に葉形カードが集まり、当初、1本だった木の予定が3本にもなりました。
学校祭当日にも、お客さんに葉形カードを書いていただきました。それら全部を貼り付け、体育館に掲示しました。学校祭のフィナーレを飾る全校ソーランは、3本の木の“木絆プロジェクト”をバックに踊りましたが、地域の方々の思いを背負いながら、踊っているようにも感じられました。