モラルBOX日記

【北名古屋市立白木中】「自己有用感を育む」

公開日
2013/12/19
更新日
2013/12/19

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では各行事の取り組みに、実行委員やボランティアを募っています。今年度は、部活動決起集会の応援団、体育大会や文化発表会の実行委員や清掃ボランティアの参加を募り多くの生徒が参加をしました。
 実行委員は、各役割に分かれ、リーダーを決め、自分たちでどうやっていくか班で話し合い作り上げて行きました。どの班も工夫をし、よりよいものとなるように考え実行することができました。生徒たちは体育大会や文化発表会の行事を「自分たちで作り上げることができた」という充実感と達成感を味わうことができ、自分たちに自信が持てたようでした。その結果、「自分たちの学校を自分たちでよりよくしていこう」「学校行事をより盛り上げていこう」という意欲的に取り組む姿が見られました。
 清掃ボランティアは、地域の公共施設となる、西春駅と健康ドームの周辺そして、学校周辺とに分かれ2日間行いました。夏休みの朝8時から行い、1年生から3年生までの多くの生徒が参加し、協力してたくさんの草やごみを集めていました。中には、活動中に「ご苦労様」「ありがとう」と地域の方から声をかけていただいた生徒もおり充実した様子でした。
 生徒たちが自分に自信を持ち、他者と積極的にかかわり豊かな人間関係を築いていき、自己有用感を養うには、生徒たちの良い面を生かせる環境をつくり、見守りながらも、やり遂げさせ、達成感を味わわせることが必要です。そのためにも、生徒たちに対してより多くの大人が働きかけられるよう、これからも学校、家庭、地域が一体となり、共通理解を持って指導していくことを大切にしていきたいと思います。