【長久手市立南小】いじめ未然防止のための講演会
- 公開日
- 2013/12/26
- 更新日
- 2013/12/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
10月3日の3・4時間目に「いじめ未然防止のための講演会」がありました。講師に、文字職人の杉浦誠司さんをお迎えし、全校児童が参加しました。 杉浦誠司さんは、文字職人としていろいろな体験や出会いから浮かんできた文字「めっせー字」の作品を通し、多くの方に感動を与えている方です。著書には「夢・ありがとう」があり、その活動はテレビでも取り上げられ紹介されました。講演のテーマは「笑えば楽しい、笑い合えば幸せ」でした。
杉浦さんは、父親の仕事の関係で転校した小学校で、「無視」といういじめにあいました。クラス全員から無視され、その場にいるのにも関わらず、あたかも透明人間であるかのように、自分という存在を否定されていました。親にも言えず、家庭でも学校でも孤独でした。しかし、いじめられても、くじけないで前を向き、笑顔で過ごしていました。そんな日が1年半も続いたある日、友人の存在がきっかけとなり、苦しい状況を抜け出すことができました。そのとき、「自分は一人じゃなかった。」と思ったそうです。
体験談のあと、大きな筆を持って「めっせー字」を描いてくださいました。
子どもたちに描いてくださった文字は「笑」でした。その漢字は平仮名の「たのしい」で形作られていました。
子どもたちの心の中には、大きな文字のメッセージと共に、「いじめは、絶対にだめだということ」が刻まれたことと思います。
<児童の感想>
私は杉浦先生の話を聞いて、「いじめ」は絶対にいけないと、改めて強く思いました。そして、夢をいだくことは、大切だと思いました。私も杉浦先生と同じように自分の思いを伝えて、日本中、いや世界中に幸せが届くことを願っています。今日、私は自分の考えを変えて友達に対し「思いやる心」を大切にしていきたいと思いました。今日は、本当にありがとうございました。(6年女子)