【西尾市立寺津中】私も大事。あなたも大事。みんなが居心地のよい学校へ。
- 公開日
- 2014/01/14
- 更新日
- 2014/01/14
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、生徒の豊かな心を育むためにさまざまな取り組みを行っています。学校保健委員会での講演会もその1つです。
今年は、本校卒業生で地域のお寺の副住職である松原紗蓮さんを講師に向かえ、「私も大事、あなたも大事。みんなが居心地のよい学校へ。」と題して、講演をしていただきました。講演では、松原紗蓮さんの幼少期の苦労や悩み、そして自分を救ってくれた人の言葉などを話され、生徒は食い入るように聞いていました。
講演後、教室で感想を書く生徒たちは、真剣な表情で、次々に自分のこれまでの苦しみや周りに支えられたことを振り返り、これからのよりよい学校生活、人との関わり方を考え、そして自己肯定感も見い出すことができた講演会となりました。
以下、生徒の感想です。(一部抜粋)
○ 「辛いことがあって、たくさん悩んだり迷ったりしたけれど、それでよかったんだと今は思える」というのを聞いて、私も強い心をもって、最後まで悩んで結果を出し、それがどんな結果でもあきらめたくないと思いました。
○ 悩みごとはひとりで抱え込まず、友達や親などに相談しようと思います。そして、「聞いてくれてありがとう」と言えるようにしたいです。
○ カメを見て走るウサギとゴールを見てがんばるカメの話を聞いて、テストの順位を見て安心するのではなく、自分の将来を考えて、自分のペースで努力していこうと思いました。
○ 『忍』の『刃』の部分は、人の弱いところだとおっしゃっていました。『心』が小さくて『刃』が大きいと心が押しつぶされてしまうけど、悩みを聞いて一緒に受け止めてくれる友達などの周りの人の『心』があれば、大丈夫なんだということがわかりました。
○ 友達の異変に気がついて、話を聞いてあげて、力になれるようになりたいです。
○ 「この世にいらない命なんてない」というのを聞いて、自分も大切な存在なんだと思って、勇気をもらいました。