【豊田市立野見小】人権週間における人権教育の取り組み
- 公開日
- 2014/01/15
- 更新日
- 2014/01/15
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年12月に人権集会を行います。本年度は12月9日(月)に実施しました。まず、男女差別・いじめ・高齢者・障がい者・外国人・インターネットによる人権侵害・東日本大震災の避難者に対する偏見などのテーマで全校児童が標語をつくり、代表の児童が集会で標語を発表しました。
校長先生からは、アメリカで野球選手として活躍したジャッキーロビンソンについてのお話がありました。黒人だからという理由で差別を受けていたが、つらい状況にも耐えて一生懸命野球に取り組んだというお話に、児童も真剣に耳を傾けていました。
次に、校区の前人権擁護委員の宇野政博さんに来ていただき、低学年は「笑顔のごあいさつ」、高学年は「いじめをなくそう」をテーマに腹話術を使ってお話していただきました。児童の身近な例を出しながら、このあいさつの仕方は上手か、いじめられたら誰に相談すればよいかなどと問いかけ、児童も自分自身に置き換えて考え、話し合うことができました。
児童は、「あいさつはともだちとなかよくすることばだとわかった。」「絶対にいじめをしない、いじめられている人がいたら助ける、自分がいじめられた場合は周りの人に相談するという3つの約束を守っていきたい。」「腹話術でのお話や人権標語のことを忘れずに、友達のことも自分のことも大切にしたい。」「これからの野見小学校が、さらに笑顔いっぱいになるように、一人一人が意識していきたい。」などの感想をもちました。
その後、人権集会の内容も踏まえ、1・3・5年生は道徳の授業で「豊田市子供の権利学習プログラム」に取り組み、人権の大切さを改めて感じることができました。
人権教育の取り組みを通して、人権尊重とは難しいことではなく、心がければいつでも誰でもできること、共に生きる社会をつくるためにはとても大切なことであると気付き、人権の重要性や必要性に対する理解を深めることができました。