【幸田町立中央小】情報モラル研修会
- 公開日
- 2014/01/29
- 更新日
- 2014/01/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
10月18日(金)学校公開日に5・6年生と保護者を対象に情報モラル研修会を開催しました。幸田町のPTA連絡協議会では、3年前から情報モラル研修に取り組み、各学校のPTA活動でも取り組んでいます。今年度も、NTTドコモの講師さんを招き、携帯電話やインターネットの使い方のルールやマナーについて親子で学習しました。
実施前に、携帯電話やインターネットの利用について実態把握をしました。
○子どもの携帯電話所持状況(平成24・25年7月調査)
学 年 4年 5年 6年
昨年度 25.0% 13.9% 25.0%
今年度 19.8% 32.6% 13.9%
・学年によって所持状況に偏りがあるが、平均23%の子どもが個
人で所有している。
・男女別に調べると、女子の所持率が高いことが分かった。
○携帯電話・インターネットの使用内容
電話・メールが59人、ゲーム104人、調べるツールが111人、その他が19人
・子どもは、電話・メールよりもゲームの道具や調べるツールとして使うことが多い。
・「その他」として、動画を見る・音楽を聴く・ユーチューブ・ゲームリストなど
携帯電話の個人所持率は、多くはありませんが、家庭にあるパソコンを使ってインターネットを使っている子どもは多いことが分かりました。ゲームを中心に調べるツールとして多用な使い方をしています。
困ったこととして、いたずらメールが届く・間違え電話がかかってくる・変な画面が出てくるなどのトラブルが出ています。まだ大きなトラブルに巻き込まれることはありませんが、心配されます。予防のために、使用のルールやマナーについて学ぶ必要がありす。
当日は、最初にPTA会長からこのような挨拶がありました。
「自動車や包丁は、正しく使うと便利ですが、まちがって使うと危険な面もあります。携帯電話やインターネットも便利なものですが、ルールやマナーを守らないと大変危険なこともあります。」と話されました。
NTTドコモの講師さんが、携帯電話の機能について子どもたちに質問すると、「電話・カメラ・ゲーム・GPS・財布・地震情報」と、答えが返ってきました。実に、たくさんの機能があります。次に、イラストを使ったクイズで、自転車に乗っている時に携帯電話が鳴ったらどうするかという問題でした。子どもたちの中には、どれが正しいか迷う子もいました。講師の方は、付け加えて、歩きながら携帯を使うことも大変危険なことですと話されました。
次は、パワーポイントを使い、子どもたちにも身近になったインターネット、特にブログやメールのやりとりについて、クイズ形式で楽しく学びました。何気なく撮った写真の背景に場所が特定されるものが写っていたり、これくらいなら大丈夫だろうと思っていた文章に個人が特定できるものが含まれていたりして、個人情報や肖像権の侵害にあたることがあります。このようなことには、子どもはもちろん大人も十分注意しなければならないということが分かりました。
最後に、情報モラル研修会のまとめとして、「中央小学校」の名前にちなんで、標語を紹介していただきました。
ちゅ 注意しよう使いすぎ! ルールを決めて正しく使おう
う うそや悪口、インターネットに書いちゃダメ!
お 大人かも? なりすましに気を付けて
う うれしいね マナーを守る あなたの気持ち
小学校
親子でいっしょに学んだことによって、家庭でも話題になり、より情報モラルの意識が高まりました。