【春日井市立岩成台中】言葉の持つ力を学びました
- 公開日
- 2014/02/04
- 更新日
- 2014/02/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、いじめ撲滅の一環として「言葉による暴力」の廃絶を目指し、「友だちづくりのワザをみがこう!素敵にコミュニケーション〜自分も相手も大切にした話し方を知ろう〜」というテーマのもとに、スクールカウンセラーを講師に言葉によるコミュニケーションの学習会を実施しました。
事前に「コミュニケーションとストレスについて」のアンケートを実施し、その集計結果をもとに保健委員会が中心になって
1 挨拶で満たされた学級にしよう。
2 友達が元気になる言葉を使おう。「ありがとう」「ごめんね」「すごいね」
3 相手の話は心で聞こう。相手の目を見て、相づちをし、丁寧に最後まで聞こう。
4 自分も相手も大切にした話し方を心がけよう。
の4点を全校に向けて発信しました。
学習会当日は、ゲームや保健委員による寸劇で、自分の思いを相手に正確に伝えることの難しさや言葉のかけ方で相手に伝わる気持ちがずいぶん違うことなどを学びました。その中の「一方通行ゲーム」の内容と結果を紹介ししたいと思います。
「真ん中に大きな○を描いてください。上下に△を3つ描いてください。横線を引いてください」という指示を聞いて各自で紙に指示通りの図を描きます。その結果は右の写真の通りです。以下はみんなが描いたものを見た後の感想です。
・ みんな同じ言葉を聞いて描いたのに、描いた絵はみな違っていた。特にメールなどでは、相手の表情も見えないのでこのように受け止め方が違ってしまい、思いがうまく伝 わらないこともあるのだと思った。
・ みんないろいろな考えを持っていると感じた。人の言葉を受け止める心も様々で、人の噂話とかも途中で内容が違って伝わることもあるから似てるなあと思った。
・ 自分が思っていることをきちんと伝えたつもりでも、相手には自分の思いがきちんと伝わっていないかもしれないということを、このゲームを通して学んだ。
・ コミュニケーションはとても複雑で大変なんだと思った。人との関わりについて考え直す機会になった。