モラルBOX日記

【豊田市立大沼小】思いやりの心を育てる交流活動

公開日
2014/03/05
更新日
2014/03/05

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

子どもたちが将来社会に出て,自分を生かすと共に人の役に立つ人間に成長し,社会的自立を果たす支援をしていきたいと考えています。自分を温かく見つめ,包み込んでくれる自然,人々,仲間,学校という環境の中で育まれた存在感がその後の生き方を確かなものにします。そして、様々な体験をし,実感をともなった感動や目標を達成した満足感・楽しさ・おもしろさを子どもたちの心や体の中に残していくことが大切であると考えています。
古瀬間小との交流会は今年で3年目になります。互いの地域の自然環境や伝統・食文化の交流活動を進めていくことにより,自分たちの地域の特色やよさを自覚でき,愛情や理解が深まっています。
今年度、「大沼雅楽」と「古瀬間ばやし」の伝統芸能で交流しました。縦割り班に分かれて活動に参加し,楽器体験やゲームを楽しむことができました。
まず10月に、古瀬間小学校4年生全員が来校し,ジャンボ五平餅作りと雅楽演奏と楽器体験を行いました。五平餅作りの講師や保護者の協力を得て,地域ぐるみの活動を行うことができました。そして、11月は大沼小学校が古瀬間小学校に出かけ,古瀬間ばやしの演奏を聞いてから,和太鼓のたたき方を教えてもらいました。
交流後,子どもたちはお互いに手紙を交換をしました。その内容は、「私に笑顔で話しかけてくれてありがとう。仲よくなれてとてもうれしかったです。大沼小でみなさんが教えてくれた篳篥や龍笛のえんそうの仕方をわすれません。とても楽しい時間をすごすことができました。11月に,みんなと会って遊びたいです。(4年生女子)」と交流活動の喜びを素直に作文に書いていた。
このように喜びを「また,会いたい」「来てください」という言葉で素直に伝え,心の交流を図ることができました。

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