【岡崎市立夏山小】飼育活動を通して伝わる優しさと心の浄化
- 公開日
- 2014/03/05
- 更新日
- 2014/03/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
今年度の5月から夏山小では、1年生がモルモットを飼うことになりました。1学期は、衣装ケースに新聞を敷いてわらを入れて教室で飼いました。衣装ケースは毎日水洗いをしたので、子供たちも手伝うことがたくさんありました。
夏休みは、1年生でも掃除ができるモルモット小屋を作りました。ペンキは子供たちと塗りました。床は竹を割って敷いてあるので糞は下のスレートに落ち、スレートに水をかけると雨どいを伝い、バケツに入る仕掛けです。
2学期になると、子供たちが楽しそうに、毎朝、小屋の掃除と餌やりを行っていたので、教頭先生が感心しておられました。冬が近づくと、小屋にわらを敷いたり、小屋の中に寒い冬でも大丈夫な小屋を作ったりしました。モルモットがいつも健康でいられるように、体重も毎週計ってグラフも付けました。
モルモットの世話をしたり遊んだりする子供たちの顔は、自然と笑みがこぼれ、みんな生き生きしていました。「先生、僕たちが近づくとピーピー鳴くんだよ」とこれまで愛情をもって接したからこそ伝わった心を、モルモットの飼育活動から感じ取ることができました。