【蒲郡市立蒲郡南部小】とどけ復興のシンボル福島ひまわり
- 公開日
- 2014/03/17
- 更新日
- 2014/03/17
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
「復興のシンボルのひまわりを咲かせよう!」土壌から放射性物質を吸収することができるといわれるひまわりを育て、種を福島県に送る活動を通して、思いやりの心を育てたいと考えました。
3年生60名の多くが理科の学習に関心をもっています。しかし、継続的な世話や観察となると消極的な傾向が見られます。そこで、最後までしっかりとひまわりを育てることで被災地の復興に役立つことを伝え、モチベーションを高めました。
4月、児童集会で全校生徒に本プロジェクトの趣旨と自分たちの思いを3年生の児童の代表が発表し、協力を呼びかけました。5月の連休明けに種まきをし、発芽後は、福島の復興を願いながら、照りつける日差しにも負けずに、一生懸命に水やりや草取りを続けました。その苦労が実り、たくさんのひまわりが教室前の花壇にあざやかな黄色の大きな花を咲かせました。10月、3年生全員で種を採取しました。大きくなったひまわりから、一人100粒以上の種を取ることができました。
ひまわりの種とともに、子どもたち一人一人の気持ちを手紙にしたため、福島へ送りました。手紙には、「5月から育てはじめて、夏休みも学校に来て水やりをしたら1m以上のびました。ひまわりのたねをうえて、ほうしゃのうをとりのぞいて家に帰れるといいですね。」、「種から花が咲き、実ができました。少しでも地面がきれいになるように願っています。毎日の生活は大変だと思うけど、応援しています。」といった、被災地の人を思いやる気持ちが書かれていました。